朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

美術館におでかけ

普段はインドアな暮らしをしていますが、たまにはちょっと現実逃避のおでかけをしたい。

 

けど、人混みや賑やかな場所は疲れてしまう。

 

そんな自分にとってのお気に入りスポットが美術館です。

 

そういう時は大きな美術館で大々的に開催されている展示ではなく、ちょっとひっそりめにやっている小規模な美術館や展示に行くようにしています。(大人気タイプの企画展は元気な時に行って楽しみます)。

 

美術館って展示が楽しいのはもちろんですが、建物自体が凝っているものが多いじゃないですか。だからその空間にいるだけで不思議な気持ちになって、日常から離れられます。

 

あと、割とすぐベンチがあるのもありがたいです。体力がなくてすぐ休みたくなる人間なので。

 

それから、美術館内のカフェ・飲食店も好きです。割高感は否めないメニューももちろんありますが、館内の雰囲気料込みと思えば納得できます。

 

そして最後にその美術館や展示が気に入れば、売店でちょっとしたお土産を買って持ち帰り、家に帰ってからもその日の思い出に浸れるという…。

 

たまにこんな風に美術館で過ごせると、すごく幸せな気持ちになります…!

 

入場料は美術館や企画展によってピンキリですが、安いところだと無料かすごくお値打ちで入れるところもありますよね。ありがたいことです。

 

 

 

 

ちなみに先日は、初めてポーラ美術館に行ってきました。

 

www.polamuseum.or.jp

 

まず人生初の箱根だったのでドキドキしたんですが、山の中の美術館ってだけで素敵ですね。深めの緑に囲まれていて。

 

そしてまあ建物がオシャレ。歩いているだけでやっぱり楽しかったです。外の光がサアっと入ってくる感じや吹き抜け構造はテンション上がります。あとメインの展示室に入る前にお出迎えしてくれるオブジェたち。

 

入り口

螺旋階段好きです。

建物の写真もっと撮っておけば良かったな

わん!

 

こちらの作品も遠くから見ても近くから見ても楽しかったです。

 

常設展示の方ではモネが普通に飾ってあることに驚きました。都会でやっている企画展のは激混みのイメージで行ったことなかったので、これが私の初モネとなりました。

 

ずっと見てられそうでした。

この日の天気みたいな色合いでした。

芸術のあれこれが何も分からないまま見ても、シンプルに「とにかく色使いがかわいい!」とときめきました。他のお客さんもまばらだったので、絵と一対一で向き合えたのも特別感がありました。

 

他にもゴッホルノワールの作品もあってなんだか豪華!これまで知らなかった作品も見ていて楽しかったです。

 

そして行く前は興味のなかった(ごめんなさい)企画展も、実際に見てみると「好きだなー」と思えるものがたくさんで、見れて良かったです。

 

レトロかわいい広告

かわいい

 

香水瓶がズラーっと。かわいい

 

ズラーっと。

歯車ラブ

 

見る角度で色がぐにょーんと変わりました

 

この作品もかっこよかったなあ!

 

展示を一通り見た後にカフェで休憩。ケーキもコーヒーカップもかわいいなー

 

カフェエリアで一服した後は、建物の外の「森の遊歩道」なるエリアをお散歩しました。人の手の入った自然の中、大好き!

 

歩きやすい

歩道の隙間のみどり

 

天候が不安定な日に行ったんですが、ちょうど雨上がりのタイミングで緑が全体的に瑞々しくてうっとりしました。この外のエリアもオブジェがちょこちょこ飾ってあって素敵でした。「鳥葬」という作品の静かだけど存在感のある佇まいに惹かれました。

 

カラフル

 

ポーズかわいい

 

鳥葬。この写真では伝わりませんが、佇まいがめちゃかっこいいんです。

 

中を覗くとまた不思議な気持ちになるんです

 

苔も元気そう

 

こんな感じで、今回の美術館へのおでかけも大変充実しておりました。また気になる場所や展示があれば行ってみたく思います。

 

おしまい。

春の散歩、花がかわいい

こんにちは。

 

4月ももう後半です。私が今住んでいる地域は春です。

 

 

寒がり&寒いと体調崩しがちの身としては、「寒くない」「水が冷たくない」というだけで、毎年巡ってくる春をめちゃくちゃありがたがっています。まだまだ冷え込む日や冷え込む時間帯はありますけどね。

 

 

そしてもちろん、春の嬉しいポイントはまだまだありますが、その内の一つに「道端で見かける植物がかわいい」というのがあります。

 

新しく咲いている植物や若葉、つぼみなんかを散歩中に見かけると、それだけで私はなんだか嬉しくなります。なんでだろう。

 

お庭や公道など、管理する側は大変だと思いますけどね。私は見る専なので気楽なものです。

 

道端のお花で可愛いなと思ったものは写真をポチポチ撮って楽しんでます。肉眼で見た時の感動の1/10も表現できませんが、記念に。

 

そして今年は、ついにあれを買ったんです。スマホにパチっと付けられるマクロレンズ。こんな便利なものが100円ショップで売っていることに本当に驚きました。

 

公園で咲いていたユキヤナギ(多分)も…

 

遠くから。白い花ってきれい〜

 

近くから。はぁかわいい〜

そしてマクロレンズにて。花の中心部分の様子が肉眼よりよく分かります。

 

 

 

オオイヌノフグリも…

 

なんて綺麗な色の組み合わせ

 

 

マクロレンズだとこう。アップも可愛い!

 

ホトケノザも…

 

ピントがぼやけています。

 

マクロレンズだと毛の部分も見える!そして面白い形

 

マクロレンズバージョンが加わることで、花の細かい部分も見えるようになったし、写真のバリエーションが増えて楽しいです。

 

以下、マクロレンズなしで撮った写真もせっかくなのでアップします

クローバー。丸い形、緑の鮮やかさ、白い模様がかわいい。

春のアイドル、ソメイヨシノ。文句なしの良さ。

 

ムスカリ。今住んでる地域は野生化したムスカリをたくさん見かけます。



ハナニラ?淡いグラデーションがかわいい。

 

こっちは八重桜(たぶん)。花びらがフリルみたくて好きです。(そしてまたピントがブレブレなのである)

 

すみれを見かけるとにっこりしてしまいます。

 

見かけるたびににっこり(不審者)

このかわいこちゃんはどなただろう

 

年中、ご近所を散歩しているといろいろな植物を見つけられて嬉しくなりますが、春はやっぱり特別感あります私は。

 

これからも日々の散歩を楽しんでいこうと思います。

 

おしまい。

『Birthdays the Beginning』の感想

最近やって面白かったゲームの話です。

 

タイトルは『Birthdays the Beginning』(バースデイズ・ザ・ビギニング、以下、BtB)

 

www.arcsystemworks.jp

 

PS4とSteam、タイトルが少し違うver.でSwitchで遊べるみたいです。

 

このソフトの存在を知るまでに数年、そこから購入に至るまでにさらに数年かかり、最近のゲームの印象でしたが発売からもう7年も経ってるんですね。

 

ただ、そんなこと関係なしに面白かったです!

 

どんなゲームかといいますと、擬似地球である箱庭(キューブ)の地形および気温を操作し、様々な生物を生み出したり進化させちゃおう、というものです。(詳細はリンクを貼った公式HPをチェックしてみてください。)

 

限られた空間の生態系を見守る感じは、小学生の頃に学校で見たビオトープみたいな、過去にやったことのあるゲームだと『勇者のくせに生意気だ』みたいだなと思いました。

 

やることは基本的に地形の上げ下げだけ。あとはギュインと時間を進める。そのシンプルさも素敵です。地形を上げ下げすることで海が生まれ山が生まれ、それに伴って気温や水温も上がり下がりします。

 

ただ、ゲーム内ではスケールがデカい(いうて箱庭ですけど)!何も生物がいないところから、藻・小魚などが生まれ、最終的に人類を誕生させるところまで、数十億年かけて様々な生物を生み出して繁栄させていきます。

 

これが難しい。どの生物がどんな環境で生まれるか(地形・温度(水温)・湿度・エサとなる他の生物など)の条件はあらかじめ示されていますが、その条件を整えたつもりでも、なかなか生まれません。

 

(そもそも私が古代生物の名前を知らなさすぎて、何をすれば良いかお手上げのこともありました…。)

 

でもそうやって頑張って?環境を調整して新たな生命が生まれるとすごく嬉しいです。特に動物系。めちゃかわいいんですどの個体も。

 

このゲームで古代の生き物の名前を覚えて「アデロバシレウスかわいいー。実際はどんなのだろ?」と軽くスマホで調べてみると、結構迫力のあるビジュアルでびっくりしたりしました。ゲーム内のデフォルメされた生き物たち、ほんと可愛かったです。

 

その可愛さゆえに辛いこともありました。ゲームのストーリーモードでは、人類を誕生させることが目的なんですが、その途中で(多分)どうしても環境的に恐竜たちを絶滅させないといけなかったんです。

 

「こんなに可愛くて生み出すのにも苦労した恐竜たちをこの手で(気温を操作して)絶滅させる⁉︎そんなことするくらいなら人類なんて誕生しなくて良いよ…!」

 

という気持ちに。隕石が降ってきて〜とかじゃなく、自分の意志で生命を絶滅させるって残酷…。まあ結局したんですけど。

 

そうやってストーリーモードを最後まで進めたのに、予想はしていたけど、ちょっと後味悪い終わり方に思えました個人的に。トゥルーエンドに辿り着いてないのでなんとも言えませんが。

 

恐竜だけでなく、新しい生命を生み出そうと気候変動を起こすと、どうしても既に活動している生き物を絶滅に追い込んでしまうのも悲しかったですね。あっちを立てればこっちが立たぬ的な。

 

現実の地球温暖化にも思いを馳せてしまいました。

 

この生命を好きにコントロールできる感じ、高慢な神様になった気分でした。まあ多くのゲームにその要素はありますが、BtBでは露骨にそれを感じられました。

 

まぁそれはさておき、このBtBを通して古代生物への関心は自然と高まりました。

「最初に陸に適応したイクチオステガすごいな」
「繁殖力だけでなく、適応できる水温(気温)の幅って生存の上で大事だな(シーカランスに会いたくなる)」
「アデロバシレウス先輩!(哺乳類の祖の名前をやっと覚えられた)」 などなど。

今後動物系のTV番組をより楽しく視聴できそうです。

 

とにかく、普段やらないジャンルのゲームだったので色々なことが新鮮で、全体的にすごく楽しかったです。

 

おしまい。

『ユニコーンオーバーロード』の感想

最近やったゲームの話をする回。

 

やったのは『ユニコーンオーバーロード(以下、UO)』です。

 

 

unicorn-overlord.com

 

※以下、攻略・考察要素ゼロの感想垂れ流し文です。
※でもネタバレしたくない人は、一応閲覧注意してくださいね。

 

 

お、面白かったです!

 

制作会社のヴァニラウェアが元から好きなんですが、情報が解禁された時に「絵柄とキャラデザが、好きじゃない…!」と最初は見送るつもりでした。本当にごめんなさい。

 

それが、発売日近くに無料体験版が配信された際「まあ、一応触るだけ触るか…」と(本当にウエメセでごめんなさい)プレイしたところ、

 

「絶対製品版買う!!!!」と即、手のひらをくるりしました。

 

とにかくゲームとして楽しかったです。

 

実際に本編を遊び、最後まで絵柄とキャラデザには馴染めず、ストーリーも最近のものにしてはすごく王道というか、そこまで意外性やメッセージ性は私には汲み取れませんでしたが、もうそんなことどうでも良かったです。(普段の私はストーリーやキャラデザ、絵柄なんかをRPGに求めがち。)

 

ゲーム(バトル)として楽しければもうストーリーもキャラ(デザ)も何でも良いよと思えたRPG作品は初めてかもしれません。

 

ではゲームとして何がそんなに面白かったのか、書こうとすると「え…?全部???」というアホな答えしか自分の中から出てきません。

 

ただ、そんなにやったことはないんですが、過去の名作シミュレーションRPGたちの良いとこをかき集め、さらにブラッシュアップした印象でした。

 

操作していて快適で、ストレスなことがない。これだけでもゲームとして凄いですよね。だから「次はあれしよう、その次はこれしよう」と、ず〜っとやりたくなっちゃうんです。

 

そして適度に考えて進めないと戦闘で負けちゃう難易度。パーティの編成(各ジョブの組み合わせ、敵との相性)・各キャラの装備品やスキルの手配・それを賄う軍資金の調達、実際のバトルでの各隊列の立ち回り…。

 

これらの要素をどうしようかなと常にぼんやり考えながら進めていくのが楽しかったです。

 

あ、もちろん、バトル以外にも好きなところいっぱいありました。

 

バトルのおまけ要素として各ボス部隊にぶつけるキャラによって会話が発生するんですが、かなり種類が多いと思います(全然全部見れてません)。他にもキャラ同士の好感度会話とか、全部見るのに何時間かかるんだという量でした。

 

上記のような分かりやすいポイントだけでも丁寧に、ボリューミーに作られたゲームだなとひしひしと感じました。私が気づいてない部分でもたくさんありそうです。

 

あとは、個人的にどのゲームでもマップをじわじわグイグイ開拓していくのが好きなので(旅行気分を味わえる)、そこも楽しかったです。

 

その他グラフィックや音楽は文句のつけようがないというか、さすがのヴァニラウェア様、ベイシスケイプ様でした。

 

クリアするまではひたすらプレイしていたんですが、クリアするとフッとUOの世界から離れられたのも個人的にさわやかで良かったです。プレイしている間は本当に幸せでした。ガッとやってサッと去る。ヴァニラウェアありがとう、これからもついていきます。

 

おしまい。

『猫を抱いて象と泳ぐ』読んでる時間が心地よい

こんにちは。

 

最近読んだ本の感想など書きます。

 

読んだのは、

 

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』

 

です。

 

www.bunshun.co.jp

 

個人的に文芸書って、先が気になってどんどん読み進めたくなるタイプのものと、読んでる時間そのものが心地良いからゆっくり向き合いたくなるタイプがあるんですが、この作品はガッツリ後者でした。

 

あらすじは、後にチェスのプロ(ちょっと特殊)になる主人公の、幼少期から青年期までの物語といった感じです。(詳細が気になる方はあらすじを検索してみてくださいね)。

 

 

読み心地は、不穏で、生々しくて、痛々しくて、悲しくて、

 

でも、穏やかで、優しくて、温かい。

 

幸せな読書体験ができたなと思います。

 

あと、物語の舞台がどこもおしゃれに感じました。フランス映画みたい。(フランス映画のことよく知らないくせに書いちゃった。)生活できるようにリノベした廃車の回送バスやら、廃プール場を再利用した地下のチェスクラブやら、牧場を再開発した老人ホームやら。

 

ちょっと寓話の世界みたいな奇妙さが好きでした。

 

登場人物も良い人過ぎたり個性的過ぎたりと、どこか現実離れしていて感情移入はしなかったんですが、その分「素敵だな、こんな風になれたらな、憧れるな」という優しい気持ちになれました。

 

主人公は自分自身や大切な人の体が大きくなることを極度に恐れる人物なんですが、あのラストはどう捉えてよいものかしら…と、想像が膨らみます。他の作中の様々な箇所も好きに解釈して良い余白のある表現が多く、他の人の読んだ感想を見るのも楽しめそうです。

 

これまで小川さん作品を2冊くらいしか読んだことがありませんでしたが、今回この『猫を抱いて象と泳ぐ』を読んで、一気に好きになってしまいました!もっと他の作品も読んでみたいです。しかも小川さんはすごく沢山の作品を発表されているようなので、今後の楽しみが一気に増えてラッキーな気分です。

 

 

余談ですが、違う作家さんですけど、個人的に割とよく読んでいる方の梨木香歩さん作品も、読んでいる時間自体が心地良いという共通点から、何度か存在が頭をよぎりました。似ているけど、違う。春風と秋風はどちらも心地良いけど別物、みたいな。

 

 

おしまい

スティックでクイックでうましなはちみつ

今回は、最近出会ったおいしいものについて書く回。

 

 

 

 

一口食べてビビビと美味しさを感じました。

 

それは、BeeDoさんの「スティック蜂蜜」です。

 

beedo.jp

 

 

 

 


これまでのはちみつの印象、味自体は「普通に好き」くらいだったんですが、「扱いが面倒」というのが強かったんです。

 

本体容器の口の部分や計量に使ったスプーンにいつまでもメトォォとはちみつがまとわりつく感じがどうも…。

 

(あと冬場にちょっと使おうと思ったら結晶化しててすぐ取り出せないとかも…)。

 

おいしさを上回る扱いの面倒くささで、そんなに親しみ深い存在じゃなかったです。

 

 

 

 

が、このスティックタイプのはちみつ。スティック1本がスプーン1杯分の使い切りサイズで、すっごく食べやすい!上に書いたような煩わしさがゼロでした。

 

個装されているのでカバンの中に入れて持ち運びにも便利そう。パッケージには使い道の例として「封筒に入れて、手紙に同封する」と書かれていて「ファンシーで素敵!」と思いました。

 

あと、「甘いものを摂取したいけど、固形物は腹に入らない。でもジュースの気分でもないんだよね」という時に、この使い切り少量はちみつは最適でした。スティックを口に咥えてすぐ「ヂュッ」とクイックに摂取できる感じも。

 

個装な分、もちろんゴミは多く出てしまうから、そこは気にしてしまいますが、個人的には画期的な商品だなと思いました。

 

 

そして感動したのは使い切りの形状なことだけでなく、味に関してでもです。

 

ヨーグルトに入れたり、バターと一緒にパンにつけたりするのも美味しそうですが、まずははちみつだけでそのままで食べてみました。

 

まぁ、おいしい!

 

甘いんだけど、ただ甘いんじゃなくて、苦いような酸っぱいような、なんか風味がある!

 

一口食べてすぐ脳が「コレハウマイ!」と信号を送ってきました。

 

今回私は6種類のフレーバー(クローバー・菩提樹・アカシア・ルドベキア・アザミ・百花蜜)が楽しめるセットを購入してみたんですが、利きはちみつができて楽しかったです。全部ちゃんと味の違いがあって、素人の私でもそれは分かるもんなんですね。

 

個人の感想→
・アカシア…一番クセがない
・アザミ…風味が濃いめ
・クローバー…幼少期シロツメクサの冠を作った時の香り(記憶)が蘇る
菩提樹…アカシアと似てるがややすっぱめ、草感強め
ルドベキア…マンゴーっぽさ
・百花蜜…これはタイミングによって味が変わるっぽい

 

今回ですっかりBeeDoさんのはちみつが好きになってしまったので、今後また別の商品も買ってみたく思っています。新しいおいしい食べ物と出会えて嬉しい限りです。

 

おしまい。

NHK高校講座の日本史と世界史

こんにちは。

 

 

前回の記事で、今年度はNHKの語学講座を試聴していたことを書きました。そして他にも「高校講座」というシリーズのTV番組の日本史と世界史も試聴していたので、そのことについてもちょっと書いてみます。

 

www.nhk.or.jp

 

そもそもこの高校講座という番組、ご存知でしたか?私は数年前まで全然知りませんでした…!(TV放送は1959年からあったらしいです)

 

番組内容としては、高校生を対象に各教科(現代文・物理・簿記・書道などなど)の講座が毎週それぞれ20分放送されるって感じです。

 

教科ごとに出演者はもちろん、番組の構成やノリ、内容の密度など違っていて面白いです。

 

 

 

私は中高生の頃、勉強といえばテストや受験の点数を気にしてばかりで、ちっとも面白みを全然感じられませんでした(点数がそんなに良くなかったことも含め)。

 

こんなのだからもちろん学習内容は全然身についてません。今でも本当にもったいない時間と労力の使い方をしてしまったなーと思っています。

 

 

そして、あるあるかと思いますが、そんな私も社会人になってからようやく身の回りの見え方が変わり、「私、教養なさすぎる…!」とガッカリしまして、何かしら学び直しをしたいなあと思うようになってました。

 

そんなタイミングでこの番組と出会いました。

 

私は全科目まんべんなく知識がないんですが、ここ数年特に「知りたい!」という欲求が高いのは「世界史」と「日本史」だったので、この2番組を一年通して試聴してみました。

 

 

 

いやー、わかりやすい。面白い。

 

 

 

まず世界史の方から。私は高校生時代は一応世界史Bを選択していたので、最低限の単語の字面・響きくらいはその時に触れはしたんですが、ほんとにそれだけって感じで、それぞれの時代・地域の出来事がどのように繋がっていたのか全然把握できていませんでした。

 

今思うと授業中に出てくる単語が多すぎて、しかもその中で覚えるべき優先順位などを全然分かっていなかったように思います。

 

それと比べると高校講座では時代の流れや地域の繋がり、出来事の意義などの要点になる箇所だけビシッと端的に伝えてくれている感じがして、頭に入りやすかったです。

 

この高校講座のおかげで、高校生の時に無理やり詰め込んで、でも脳内でバラバラに散らばって風化した単語が繋がって線や図形になった時は、高校生の時の自分が少し報われた気がしました。

 

 

 

続いて日本史。高校講座日本史も難易度などは分かりませんが、毎回楽しく試聴できました。そもそも私自身が日本史の知識が義務教育レベル以下だったので、毎回「へー!そうだったんだー!」と思うことばかりでした。(元の知識理解が「そもそも「幕府」って何?」のレベルだったので…。)

 

飛鳥時代より前の出来事は判明してないことの多さからロマンを感じましたし、幕末以降の流れは改めて知るとキツかったですね。

 

少しオーバーな言い方をすると、知ったことでモノの見方がまた少し変わったように思います。日本とアジア各国との関係性など。

 

※そもそも日本史をちゃんと知りたいと思えたのが数年前に小学館が夏休み限定でまんが日本の歴史をWEBで無料公開してくれたのを読んだのがきっかけだった様に思うので、そのことも一応ここに書いておきます。

 

 

 

 

私の通っていた学校の世界史や日本史の授業では、基本的に教科書と資料集を見つつ、教員による淡々とした説明を聞きつつ板書(たまに質問される)、をひたすらしていました。

 

それと比べると高校講座は画像・映像と、よく練られたナレーションによる説明・解説なので、こちらの方がやっぱり理解しやすいのもあるよなーともしみじみ思いました。

 

あとテレビだけでなくスマホでいつでも試聴可能(ホームページに行けばNHK+に加入せずとも見れる)。理解しきれなかった部分はちょちょっと巻き戻して確認し直せるのもお手軽で好きでした。

 

今の学生さんはこうした映像による学習方法にアクセスしやすそうで素敵!とも思いました。

 

こんな風に書いてきましたが、まあ私の記憶力や理解力はめちゃ低なので番組内容を全て理解したとは到底言えません。

 

世界史の方は4月から新番組が始まるみたいですし、これからも楽しく試聴していきたく思います。(日本史は昨年までの再放送みたいですが、それはそれでありがたい)。

 

そして歴史をちょっとかじったことで、次は「私、地理の知識が無さすぎる!」とこれまた興味の幅が少し広がったので、(試聴時間確保の意味で)忙しくなりそうです。

 

おしまい。