朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

NHK高校講座の日本史と世界史

こんにちは。

 

 

前回の記事で、今年度はNHKの語学講座を試聴していたことを書きました。そして他にも「高校講座」というシリーズのTV番組の日本史と世界史も試聴していたので、そのことについてもちょっと書いてみます。

 

www.nhk.or.jp

 

そもそもこの高校講座という番組、ご存知でしたか?私は数年前まで全然知りませんでした…!(TV放送は1959年からあったらしいです)

 

番組内容としては、高校生を対象に各教科(現代文・物理・簿記・書道などなど)の講座が毎週それぞれ20分放送されるって感じです。

 

教科ごとに出演者はもちろん、番組の構成やノリ、内容の密度など違っていて面白いです。

 

 

 

私は中高生の頃、勉強といえばテストや受験の点数を気にしてばかりで、ちっとも面白みを全然感じられませんでした(点数がそんなに良くなかったことも含め)。

 

こんなのだからもちろん学習内容は全然身についてません。今でも本当にもったいない時間と労力の使い方をしてしまったなーと思っています。

 

 

そして、あるあるかと思いますが、そんな私も社会人になってからようやく身の回りの見え方が変わり、「私、教養なさすぎる…!」とガッカリしまして、何かしら学び直しをしたいなあと思うようになってました。

 

そんなタイミングでこの番組と出会いました。

 

私は全科目まんべんなく知識がないんですが、ここ数年特に「知りたい!」という欲求が高いのは「世界史」と「日本史」だったので、この2番組を一年通して試聴してみました。

 

 

 

いやー、わかりやすい。面白い。

 

 

 

まず世界史の方から。私は高校生時代は一応世界史Bを選択していたので、最低限の単語の字面・響きくらいはその時に触れはしたんですが、ほんとにそれだけって感じで、それぞれの時代・地域の出来事がどのように繋がっていたのか全然把握できていませんでした。

 

今思うと授業中に出てくる単語が多すぎて、しかもその中で覚えるべき優先順位などを全然分かっていなかったように思います。

 

それと比べると高校講座では時代の流れや地域の繋がり、出来事の意義などの要点になる箇所だけビシッと端的に伝えてくれている感じがして、頭に入りやすかったです。

 

この高校講座のおかげで、高校生の時に無理やり詰め込んで、でも脳内でバラバラに散らばって風化した単語が繋がって線や図形になった時は、高校生の時の自分が少し報われた気がしました。

 

 

 

続いて日本史。高校講座日本史も難易度などは分かりませんが、毎回楽しく試聴できました。そもそも私自身が日本史の知識が義務教育レベル以下だったので、毎回「へー!そうだったんだー!」と思うことばかりでした。(元の知識理解が「そもそも「幕府」って何?」のレベルだったので…。)

 

飛鳥時代より前の出来事は判明してないことの多さからロマンを感じましたし、幕末以降の流れは改めて知るとキツかったですね。

 

少しオーバーな言い方をすると、知ったことでモノの見方がまた少し変わったように思います。日本とアジア各国との関係性など。

 

※そもそも日本史をちゃんと知りたいと思えたのが数年前に小学館が夏休み限定でまんが日本の歴史をWEBで無料公開してくれたのを読んだのがきっかけだった様に思うので、そのことも一応ここに書いておきます。

 

 

 

 

私の通っていた学校の世界史や日本史の授業では、基本的に教科書と資料集を見つつ、教員による淡々とした説明を聞きつつ板書(たまに質問される)、をひたすらしていました。

 

それと比べると高校講座は画像・映像と、よく練られたナレーションによる説明・解説なので、こちらの方がやっぱり理解しやすいのもあるよなーともしみじみ思いました。

 

あとテレビだけでなくスマホでいつでも試聴可能(ホームページに行けばNHK+に加入せずとも見れる)。理解しきれなかった部分はちょちょっと巻き戻して確認し直せるのもお手軽で好きでした。

 

今の学生さんはこうした映像による学習方法にアクセスしやすそうで素敵!とも思いました。

 

こんな風に書いてきましたが、まあ私の記憶力や理解力はめちゃ低なので番組内容を全て理解したとは到底言えません。

 

世界史の方は4月から新番組が始まるみたいですし、これからも楽しく試聴していきたく思います。(日本史は昨年までの再放送みたいですが、それはそれでありがたい)。

 

そして歴史をちょっとかじったことで、次は「私、地理の知識が無さすぎる!」とこれまた興味の幅が少し広がったので、(試聴時間確保の意味で)忙しくなりそうです。

 

おしまい。