朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

裁縫&ミシンとお近づきに

 

前回の日記で「余った毛糸が溜まってきているのも小さな気掛かりになってきました(トートバッグにいっぱいくらい)」

 

と書きましたが、実は毛糸以外にも裁縫への憧れで買うだけ買って放置していた布たちもありまして、最近それらもいい加減何とかしたいねと思うようになりました。

 

が、自分にとって裁縫、特にミシンがハードルが高く、すぐ行動に移せません。

 

そこで先月、まずはミシンを押入れの奥からすぐ使える場所に移動するところから始めました。ミシンを置く専用スペースは作れそうにないので、とりあえずリビングテーブルのそばに。

 

(この時、いつか広い家に住めたら(一生来ないいつか)、裁縫・ミシン作業をする専用スペースを作りたいわねと夢を見ました)

 

ミシンが使えたら作ってみたいものはちょこちょこありましたが、いきなりは作れそうになく。

 

安直ですがとりあえず最初は家にあるいらない布(タオル)で雑巾を作ることで、ミシンに慣れていこうとしました。

 

 

そしてこれが本当に練習になりました。
・ボビン糸の作り方どうやるんだっけ
・留め金を緩めるには…?
・返し縫い苦手なんだよね
・糸始末どうするんだっけ

 

上記のような基本の基本だろうにできないことを、雑巾を10枚ほど作りながらモタモタと確認していくことができました。

 

 

 

こうしてミシン操作レベル0から1くらいになれたところで、最初に「ヨシッ、作ってみよう」と思ったのがティーコゼーです。

 

昔、マンガ『はちみつとクローバー』で登場人物たちがティーコゼーを手作りしていたのを見て、いいなーと思っていたのをようやく自分で実行する時が来ました。(作り方は違いますが…)

 

 

とはいえ型紙も用意せず、家にある材料でフィーリングで作ったので、一応形になったとはいえ、なかなか痛々しい出来に。

 

IBITSU

 

布を重ねる順番とかも全然わかっておらず、裏側の布がカチャカチャに。キルト芯も剥き出しになっています。

 

こういう時、いつも「これは習作だから、プロトタイプだから」と内心言い訳するんですが、テイク2を作ることはほぼないんですよね。1つ目を作り終えた時「まあ家で自分が使うだけだから、これで良いでしょう」と新たな言い訳が生まれるので。少しでも保温効果がありますように。

 

このティーコゼーを作っての教訓。
①布はちゃんと切る(できれば型紙用意)
②リボン部分はしっかり作る(長さ、素材)
③布の向きや重ねる順番注意

 

 

 

 

次、ミトン作りです。これもだいぶ前からなんとなく手作りしてみたいと思っていたアイテムの一つです。ティーコゼーの教訓から今回は型紙を用意することに。というか、手作りミトンの作り方を紹介してくれるサイトを参考に作成しました。

 

book.nunocoto-fabric.com

 

裁縫&ミシン初心者にも理解しやすい説明のおかげで、なんとか最後まで作ることができました。とても40分では完成できませんでしたし、指示通りに縫えなくてこちらも形が歪ですが。

 

親指部分が縫うの難しかったです。紐部分はプレゼントについてきて保管していたリボンを使用。頑丈&楽。

 

ちなみに、自分が使ったキルト芯がそんなに厚いものではなかったので、実際に使ってみるとオーブン加熱した鉄板などは熱がすぐ貫通してきたので要注意でした。でも普通にちょい熱のものを持つには十分でした。

 

 

2個、作りました。2個目はリボンの向きを間違えて布と布の間に入り込んでしまい、慌てて布に切り込みを入れて引き出しました。そのため長さがマチマチです。

 

 

 

なんにせよ、一応それっぽい物を作れて嬉しくなり、勢いでもう一つ作ってみたいと思っていたアイテムにチャレンジしました。鍋蓋の持ち手の帽子です。

 

こちらも作り方を紹介してくださっているサイトがあったので参考にさせていただきました。

 

ameblo.jp

 

布を切る形も縫う工程も、とりあえず書いてある通りに作ったんですが、どうしてその形の布が、その工程で縫うとこの完成形になるのかは理解できない私の脳。こういうの0から作れる方本当に尊敬します。

 

そして完成したのがこちら。

 

 

なんかふっくらチンマリ立っている感じが可愛い!実際に蓋の持ち手に被せても可愛い。そしてきっと熱くない(まだ試してない)。

 

鍋を買った時についてきたリボンをようやく使うことができて嬉しいです。偶然にもリボンの色が布と合っているような…!

 

 

 

 

こんな感じで今月に入って3品、わーっと作ってみました。技術的には本当に拙いですが、楽しかったです。(大変&面倒でもありましたが)

 

眠っていた布などを使うという目標も達成され、気持ち的にもスッキリしました。小花柄の布って個人的に「ザ!ハンドメイド」って感じがして好きです。ファンシー。

 

そして改めてミシンってやっぱり速く、そして頑丈に縫えるので個人的には裁縫していく上で必須の道具だなと思いました。

 

あと、大半の部分をミシンで縫うにしても手縫いの部分も出てきて、それはそれで面白かったです。まあ、もちろん面倒でもありましたが。

 

裁縫セットを少しでも可愛い物にしたいと、持っているヒグチユウコグッズを使っていますの図。

 

※裁縫道具を少しでも可愛い感じにしたい気持ちはありつつ、道具の大半は小学生の頃の裁縫道具のままです。写真でいうとまち針。色、全然いまの自分の好みじゃないけど、見やすいし何よりまだまだ使えるので買い換えることができず。

 

 

 

 

とりあえず作ってみたかった3品を作れて満足したんですが、作り終えると不思議とまた新たに作ってみたい物が自分の中で生まれてきました。

 

こう言いながら次に作るのはまた年単位で先になるかもしれません。どうなるか分かりませんが、また何か作ったらここで報告させてください。

 

おしまい。