朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

『六人の嘘つきな大学生』感想

最近読んで面白かった本の感想を書きます。

 

浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』

 

www.kadokawa.co.jp

 

とある方がSNSでこの作品をレビューしているのを見て、面白そうだなと思って手に取りました。

 

結果、久しぶりに小説で「話の先が気になって、夜更かししてまで読み進める」体験ができて本当に幸せでした。

 

有名な作品なのかもですが、題名も著者のお名前も全然知らなかったので、「こんなのあったんだ!」とより感動し、面白く感じたのかもしれません。ほぼ予備知識なしで読めて良かったです。

 

※以下、ネタバレ多く含まれる内容になりそうなので、まだ読んでない方はご注意ください。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

あらすじの紹介は省略しまして、小説のジャンルとしては「ミステリー」でしょうか。

 

普段ミステリをほとんど読まないので、小説内のあらゆる仕掛けに全部まんまと引っかかりながら読んでいたと思います。引っかかるのが気持ち良い。小説ならではの仕掛けが楽しかったです。

 

でもキャラが一人ひとり立っている感じやセリフまわし、話の展開は青年漫画みたいでキャッチー。すごく読みやすかったです。

 

(と思って読んでいたら実際にこの小説はコミカライズされているし、著者さんは漫画原作としても活動されているのですね。しかも作画が小畑さん。すごーい!)

 

起・承・転!転!転!転!転!結って感じで物語やキャラクターの見え方が二転三転していくのも楽しかったです。

 

「人間って一人ひとりが様々な側面を持っているよね」
「一人の人間を単純に「善い人」「悪い人」で分けられないよね」
ということを登場人物が語るだけでなく、ストーリーを読むことで自分自身が体感できるようになっていたように思います。(私が単純・素直すぎるだけかもですが)。

 

あとは就活という制度(特に新卒時の就活)に懐疑的な人や、仕事で人事や採用担当に携わっている人は共感して読める部分が多いはずです。

 

表紙のイラストも好きでした(文芸書版で読みました)。風貌や表情が「あー、こういう人、いる(いた)なあ」と思える雰囲気のメインの登場人物6人のイラスト。

 

作者さまの他の作品もこれから読んでみたく思います。幸せな読書体験を提供してくださりありがとうございますの気持ちでいっぱいです。

 

おしまい。

2024年が始まりました

こんにちは。

 

ここ数年は年末年始の空気感が結構好きで、元日には平常よりキリッとした気持ちになってたんですが、今年は体調が悪かったこともあり、1月1日も通常通りのヌーっとした、ズーンとした気持ちで過ごしていました。

 

それが午後にあの地震が来て、もっと感情が沈んでしまいました。

 

まず私自身は自宅に引きこもっていたところ、部屋がまあまあ揺れて「ああ怖い」と思っていただけだったんですが、スマホの緊急速報で表示された震源地を見て「え…?」とすごく動揺しました。

 

今 私が住んでいる地域は能登から結構離れています。それなのにまあまあガッツリの揺れ。ということは震源地のすぐ近くや北陸の方はどうなっているんだろうとゾッとしました。

 

今思うと良くないアクションだったかもしれませんが、思わず実家や北陸に住む友人たちに連絡を入れてしまいました。幸運にも知り合いは全員無事だったのは本当に良かったです。

 

とはいえ、今後の余震や津波を思うと今も気が気ではありません。

 

そして地震発生から時間が経てば経つほど報道される被害状況。被害に遭われた方や救助活動、復旧活動を行っている方達を思うと胸がいっぱいになります。

 

小学生の頃、スポーツクラブのイベントで初対面の能登の子の家に泊めてもらったことがあったな、翌年私の実家にも泊まりに来てくれたな、文通とかも数往復だけだったけどしてたなと、20年以上忘れていたことが急に思い出されて、気持ちがざわざわします。

 

彼女たちやその親御さんは今も能登にいらっしゃるだろうか、どちらにせよどうか無事でありますように。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ここにこうやって書いてしまう程度には気持ちはザワザワしますが、今自分ができることは「余計なことをしない」くらいなのかなと思っています。

 

・できる範囲で寄付を行い、あとは余計なことを言わず・しない

 

・だからといって自粛したりもせず、日常を健やかに過ごす。

 

・少し落ち着いたら石川・能登観光に行って楽しみ、お金を落とす。

 

これを目標にします。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

これから新たな情報が入ってきたり、状況が変わったりもあると思いますが、自分のできる範囲で活動していこうと思います。

 

おしまい

モンゴル旅行6日目 〜帰り道〜

モンゴル旅行6日目、最終日です。

 

最終日はひたすら帰ります。4時に起きてそのままチェックアウトしにフロントへ。ホテル代を二重請求されかけましたが、なんとか回避。言葉の壁〜。

 

ホテルまで迎えに来てくれた初日のガイドさんと運転手のおっちゃんと空港へ。朝早くからすみませんの気持ち。この時間帯はさすがに市内の道も空いていました。

 

空港につき、ガイドさんと運転手さんとお別れしてから飛行機の搭乗手続きをあれこれやっていきます。これらの手続きって空港(国)ごとに微妙に違うみたいで、毎回緊張します。

 

 

朝早くでしたが、割と人がたくさんいました

空港きれいです

お土産コーナー、やはりゲルモチーフのアイテムが多めです

キッズコーナーで眠る人々

 

途中で待ち時間などありましたが、とりあえず数時間後には飛行機に乗れました。

 

好きです、機内食

 

このまま5時間半で日本に着く…ことはなく、一度韓国で乗り換えをします。(航空券を買うのが遅かったため、直行便がなかった)

 

韓国の空港に降りて辺りを見回すと、うまく言えませんが「日本に近づいたぞ!」という気持ちに。モンゴルと比べてやはり韓国は日本と雰囲気が似てると感じました。建物や歩いている人々が。多分日本から直接韓国を訪れるとそんな風には感じなかったでしょう。面白いな。

 

乗り換えで数時間かかるので、ここでお昼ご飯を食べました。美味しかったです。

 

これはビビンバだったかな(忘れた)。白いイカみたいなビジュアルのムニムニしたやつ初めて食べました。

 

 

 

 

それからまた飛行機に乗って、ついに日本に到着。やっぱりホッとしますね。言葉がわかるし、寒くないし。帰りもノロノロとトランクを引きずって、なんとか家まで辿り着きました。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

改めて、

 

モンゴル旅行、行けて本当に良かったです。結果的に大きな事故や事件、体調不良・病気などにも見舞われず幸運でした。

 

モンゴルの人たちは真顔は怖めだし愛想笑いもあまりしない印象でしたが(日本人が愛想笑いしすぎているんかも)、その分時折見せてくれる笑顔が老若男女の皆さん本当にチャーミングで「素敵!」と何度も思いました。

 

それから、出会った人たちの歌う率が高めだったような(会話してない時に)。素朴で陽気だ…。

 

あと、みなさま親切でした。こちらが観光客だからというのもあるのでしょうが、タクシーの運転手さんとかも、言葉が通じない同士なのにも関わらず、色々気遣ってくれてありがたかったです。

 

言葉。ガイドさんに少しモンゴル語を教えてもらいましたが、発音が難しい!モンゴル語のありがとうの「バイララ」みたいな発音も難しかったです。

 

モンゴルは英語があまり通じないのも緊張感がありました。(まあ私たち自身も英語ほとんど聞き取れない&話せませんが)。とはいえやっぱり英語できるに越したことはないなとも改めて思いました。スマホがなかったら詰んでいるシーンがいくつもあったと思います。ありがとう、スマホ

 

私は今回の海外旅行が初めてのスマホを携えてのものだったのですが、すごく便利だし、改めて良い意味で世界が狭くなったことを感じました。モンゴルの大自然の中で日本の友人からのLINEの着信が入った時、なんだか不思議な気持ちになりました。

 

あとは気候のこと。行ったのは秋だったけど普通に冬の東京くらいは寒かったし、冬はマイナス数十度にもなると聞き、土地の過酷さを実感できました。(もっと昔は)寒すぎる&作物が育ちにくい→季節ごとに移住するしかない→遊牧民、みたいな図式が納得できました。

 

気候に伴って食事もかなり違っていて面白かったです。野菜少なくて肉と乳製品がメインというところまではなんとなくイメージがついたんですが、調味料がほぼ塩だけなのが衝撃的でした。(冬寒すぎるから食べ物の保存の観点で調味料が発達することはなかったらしい?)

 

普段ちっとも海外の人と交流しない生活を送っているので、こんな小旅行でもカルチャーショックが満載で、体感は大冒険でした。

 

モンゴルに対しての関心は前より高まりましたし、これからもちょこちょこ知識や情報を入れていきたく思います。

 

 

これにてモンゴル旅行ブログ、終了です。見てくださった方、ありがとうございました。

 

 

 

帰国後の夕飯は「まわるお寿司」でした。



 

おしまい。

モンゴル旅行5日目 〜ウランバートル郊外〜

前回の続きで、モンゴル旅行5日目です。前日に引き続き、首都ウランバートル観光をします。

 

ホテルで朝食を済ませた後、またタクシーを手配してもらい、まずウランバートル郊外にあるザイサン・トルゴイへ。

 

市街を見下ろせる見晴らしの良い小高い場所でして、写真を撮っている観光客がたくさんいました。

 

行くまでに、「げー!また階段だあ!」となる。景色の良いところに行くには必要な儀式(運動)なのである。

 

街の方を見てみてびっくりしたのが、街がスモッグで覆われていること!すごい!

 

灰色の見えますかね。スモッグ?が可視化されて、改めてビビる。

 

ザイサン・トルゴイは戦勝記念碑です。モザイク画にて大日本帝国の旗は踏み折られています。まあ、そうだよな、の気持ちに。

 

大国に囲まれてモンゴルも色々大変だよなと思いました。

モニュメントには鳥がたくさんとまっていました。



ある程度写真を撮り終えてから、すぐ近くにあった新しめの巨大ショッピングモール(地方のイオンみたいな)に入ってみることに。

 

それが、いくら平日とはいえ本当にお客さんがほとんどおらず、一種の夢の中にいるみたいな気持ちになりました。

 

誰も並んでないTHE ALLEYに。

 

静かだ…。

 

 

そのショッピングモールを出てから、かくかくしかじかの後(大変だった〜)、白タクを拾い街の中心部へ戻ります。向かったのはノミンデパート。

 

ザ・ショッピングモールといった感じですが

 

上の階に飛び込み台みたいのがあって驚きました。

 

休憩に入ったカフェで渡されたストローの蛇腹部分がミヨーンと伸びきった状態で驚きました(小さなカルチャーショック)

 

こちらのカフェで最後、「ゴミはどこに捨てるんじゃ?」とキョロキョロ見渡していたら、別の席にいたきれいなお姉さんが「あっちよ」と目線と指さしジェスチャーで教えてくれました。優しい…!

 

ここも楽しかったです!(他の出来事は割愛)

 

その後夕飯は謎のラーメン屋さん。

 

客層は若めでした。

 

私は食べてないので味は未知ですが、夫曰く普通においしかったらしいです。

 

 

 

頼んだ飲み物が缶で出てきて、添えられたストローにまた驚く

 

次の日は朝早いので、早めに休みました。

 

ホテルまでの帰り道。ちょっとした広間で市場やってるのよいですね。

 

 

ホテルで最終チェックしたお札たち。カラフル。チンギスハーンともう一人はどなたでしょう。(調べましょう)

 

おしまい。

モンゴル旅行4日目 〜朝の散歩、そして再びウランバートルへ〜

前回の続きです。

 

このブログを書いている今、モンゴル旅行に行ってから2ヶ月近く経っている…!もう当時の記憶や感情が曖昧になってますが、写真メインでもアップしますね。

 

 

 

さて、モンゴル旅行4日目の朝です。

 

まずはホテルのモーニングからスタート。

 

最初にアンケートみたいな紙で、食べたいものにチェックを入れます

ここも洋食スタイルでした!

銀食器がかわいい

朝もやっぱりボリューミー!(他にもオートミールなどもありました)



モーニングをおいしくいただいてから、天気も良いし、朝の散歩に出かけました。

 

朝の散歩!

 

一応このブログの名前は「朝の散歩」というので、タイトル回収した気分です。

 

 

 

…日記に戻ります。

 

ホテルの門を出てちょっと歩いていると、突然謎の犬が姿を現しました。

 

本当に「現れた」という表現がぴったりな突然のエンカウント

 

おそらく近くの牧場で飼われている犬でしょう。

 

やあと軽く挨拶してそのまま通り過ぎようとしたら、なんかその犬も一緒に付いてきました。

 

付いてきたのではなく、たまたまこの犬の行き先と自分たちの散歩ルートが被っただけかとおもいましたが、ずっと一緒…。

 

あれ?ずっと後ろにいる…?

吊り橋も付いてくるじゃん…



最初は可愛い〜と思っていましたが、途中からどんどん怖くなってきました。

 

私たちが写真を撮るなどで立ち止まると、犬も立ち止まります

 

日本では放し飼いの犬ってほとんど見かけないし、サイズも中型犬以上、何より口に何か動物の骨(脚)を咥えていて迫力満点だったんです。

 

これは脚を咥えてない写真だ。こうやってみると普通に可愛いんだけど

 

そんな子が、自分たち以外に人間のいない道をひたすらついてくる…。不思議な体験でした。

 

なんならホテルの敷地内まで付いてきました

 

この犬さん、多分これまで他の観光客からおやつなどもらっていたのかもしれませんね。(あいにく私たちは何も食べ物を持ってなかった)。

 

 

 

 

散歩を終えてからまた少しゆっくりしてから、チェックアウト。つたない英語でホテルのフロントの方にウランバートルまでの送迎をお願いします。

 

テレルジとはこれでお別れ。それからしばらく車移動で、市内でまた渋滞に巻き込まれながらも、4日目に宿泊するホテルに到着。

 

車窓が相変わらずきれい

 

油断していると家畜横断に合うテレルジ

 

都市に近づくにつれ、少しずつ建物が増えていきました

 

ビルの色がかわいい

 

部屋で荷物を下ろしてから、ウランバートル観光に出かけました。

 

最初は「スリに狙われたらどうしよう」とかビビりまくっていましたが、途中から慣れてきて、ほぼ歩いているだけの観光でしたがすごく楽しかったです。

 

ただやっぱり排気ガス?のにおいが強烈だったので、それは大変でした。

 

ほこりっぽい雰囲気のお店と、シュッとした雰囲気のお店が混在しているのが面白かったです。

全体的に色使いが鮮やか

 

ほこりっぽい(多くの車が砂埃でなのか、薄黄色い)

 

これはよく世話になったコンビニチェーン

 

ねこもいました

確か北京通りなる道を歩いたときの写真(うろ覚え)

 

道の途中で果物や雑貨などが売られていました

 

わりと舗装が…!

でも、電動キックボードは見かけました

 

 

途中、TOM N TOMSというスタバチックなお店で休憩しました。きれいで落ち着いた雰囲気でした。

 

ここです

メニュー。英語も添えてあるとホッとします

 

おいしかったです



あとはカシミア製品専門店があるのも印象的でした。そしてそこで楽しそうにショッピングしているお客さんたち。

 

そう、ウランバートルの人々はなんとなく日本人より生き生きしているというか、はつらつとしている感じがして素敵でした。

 

大きめの本屋さんも見かけたので入ってみると、マンガが置いてない!(見つからなかった)。

 

村上春樹作品はこんなにバーンと陳列してあって驚きました

ハリーポッターのポスター



街を歩いていてもキャラクターものをほとんど見かけないのも日本との大きな違いですね。(ちなみにサンリオはギリ見かけたけど、ちいかわは一匹も見かけませんでした。)

 

あとは都市の中心に広場があるのも良いですね。市民の憩いの場って感じがしました。

 

広い

ここにもチンギスハーン像が!

特設ステージや屋台などもありました

 

ゴミ入れの形が面白いです




暗くなってきたので、ご飯屋さんを探しました。

 

(ちなみに日本とモンゴルの時差は1時間ですが、実際の経度はもっと開きがあるからか夕方の6時でも日本と比べるとずっと明るかったです。)

 

選んだお店はノマズカフェという、モンゴルの伝統料理が色々食べられる、観光客に人気のチェーン店です。

 

この赤いロゴのお店です

 

メニューに英語表記があってありがたい〜。(別に英語がちゃんと読めるわけではないのに、モンゴル語が読めなさすぎて相対的に英語が読みやすく感じる現象)。ロシア語もありますね。

 

 

私はお袋の味的なミルクスープを注文しました。お羊のお肉が入っていておいしかったです。

 

夫氏はここでもツォイバンを。

馬乳酒も!

ここでもお腹いっぱいになりました。4日目も楽しかったです。

 

おしまい。

モンゴル旅行3日目② 〜乗馬体験2nd、そして豪華なホテル〜

前回からの続きです。

 

朝食を済ませたら、本日のアクティビティに向かいます。

 

前日はチンギスハンテーマパーク→亀石→乗馬体験→ゲル宿泊を楽しみました。

 

ツアー2日目の今日は何をするでしょう???

 

それは、ズバリ、乗馬体験です!

 

昨日3時間乗馬して、2日目もまた3時間乗馬します。

 

今日も馬さんの世話になります

 

正直、ツアーが始まる前は(2日目も乗馬か…)とマンネリ感を危惧していました。

 

が、実際1日目の乗馬体験を終えた後は「やった!明日も乗馬できるぞ!」とワクワクしていました。乗馬、楽しかったんです。

 

1日目が割と山っぽいところの散策といった感じとすると、2日目のこの日は舗装された道や丘(草原)がメインのコース。

スペーンとなだらかめな景色

 

見晴らしが良く、空も快晴で、2日間で雰囲気が異なっていて良かったです。

 

 

あと前日はほぼ「徐行」って感じの速度でしか馬さんを走らせなかったんですが、この日はガイドさんの提案のもと、ほんのちょっとスピードを出して馬さんに走ってもらったんですよ。

 

一気に加速して、馬さんの体の揺れが激しくなるから、自然と鞍からお尻を浮かせて前屈みの姿勢になりました。それがまた新鮮で楽しかったです。

 

この日私を乗せてくれた馬さん(茶色)。昨日の馬さんより健康的なんだそうです(ガイドさん談)

 

この2日間の乗馬体験で、これまで歴史やファンタジーの登場人物の解像度が少し上がった気がしました。

 

(こんな揺れる馬に乗って、しかもスピードを出して、弓を射るの、凄すぎる〜)

 

とか

 

((合戦開始時とか)坂道降りて突撃するの、ほぼ落下じゃん!)

 

とか

 

(鞍、大事!鎧も、ないと疲れる!)

 

とかとか。

 

とにかく乗馬体験できて良かったです。

 

民族衣装を着せてもらいました

 

休憩中に見ていた草原の植物。きれい。いろんな種類の植物が生えている

夏場はもっと緑が濃いのでしょうかね

 

 

トレッキングを終え、昼食を済まし、いよいよツアーも終了です。

 

 

 

朝食会場に戻り、昼食。このポタージュみたいのがおいしかったです

確かこれは骨付きの豚肉でした



 

ガイドさんと運転手さんと別れるのは少し寂しかったです。

 

なにせ私たちはこの2日間、何度も食事を共にし、移動中も話し続けましたからね。4人はもう軽度の旅の仲間なのでね!(私以外誰もそう思ってない)

 

 

でも旅の仲間は解散するものです。3日目に泊まるホテルまで送ってもらって、さようならしました。

 

 

 

 

このホテルが今回の旅程で一番高級なホテルでして、まあゴージャス。

 

その名もテレルジ・ホテル

 

ロビー、落ち着いた雰囲気です

案内された部屋も広い!枕が全部で8つあって、どう使えば良いかわかりません

 

椅子もたくさんあります。写真に入りきらないところにもありました

 

窓辺のソファ。存在がなんだか嬉しい

 

洗面コーナーもキレイです

シャンプーなどの小瓶がなんかかわいい

 

 

ホテル内や周囲を散策するだけでも楽しそうなんですが、ここで私は一旦休憩しました。

 

 

旅行3日目の午後、この時間帯にも出かける予定を入れたほうが充実度は上がると思いますが、いかんせん私は体力がありません。残りの旅行を健康&無事に終えるためにも、ここで一度ぐっと休むことにしました(ベッドで数時間の昼寝)。

 

結果としてはこれでかなり体力気力の回復ができた気がします。

 

夫氏はホテルにあったサウナなどを楽しんでいたそうです

 

サウナの中

ジムもあったみたいです

廊下などに飾ってある絵や装飾品を見て回るだけでも楽しかったです

 

これはおそらく実際に使われていたクラシック・ゲル

 

中にも入れました。表面がフエルト生地だ!

 

麦?がこんなふうに飾られているのが新鮮でパシャリ

 

夕飯はホテル内のレストランへ。オフシーズンだからか、最初は他のお客さんはおろか、店員さんも見当たらず不安になりました。(探したら奥から出てきてくれました)

 

素敵な雰囲気!でも、私たち以外、誰もいない!

 

空間のすみに置いてあったお茶の紹介?がかわいい

 

ちっっちゃく絞られたおしぼりと、頼んでないけど出て来た大量のパン

 

お夕飯。またモンゴルっぽいものをチョイスしました。

 

名前忘れちゃいましたが、肉うどんに近いノリの料理でした

 

おいしかったです!相変わらずのボリュームでお腹ぽんぽんです。

 

 

 

 

 

食後もさっさと部屋に戻って休もうとしていましたが、ここでひとつ問題が。

 

あれがやって来ました。

 

 

 

 

 

あれ、そう、筋肉痛です。

 

普段ほとんど筋肉を使わない生活をしている者にとって、この2日間のツアーは過酷すぎました。

 

全!身!激しめの筋肉痛で、ベッドで寝返りをうつだけでもいちいち痛かったです。

 

乗馬って全身運動と聞いていましたが、本当にそうなんですね、筋肉痛で思い知りました。

 

特に背筋。お恥ずかしながら私、これまで背筋が具体的にどこにあるか分かってなかったんですが、この日初めて「ここに!こんな形の!筋肉が、2つ!ある!」とはっきり自覚できました。痛みが背筋の形をしていました。

 

あとはこの日の天気が快晴だったので、顔がピッカピカに日焼けしてしているのもショックでした。日本と同様の日焼け対策では全然ダメだったみたくて、チークを塗ってないのにほっぺがしばらくピンク色のままでした。

 

全身筋肉痛&ピンクほっぺの状態で、この日は眠りに就きました。

 

おしまい。

モンゴル旅行2日目④→3日目① 〜ゲルでの宿泊〜

前回からの続きです。

 

乗馬体験を終えてから、本日の宿泊先である「テレルジ・スター・リゾート・ツーリストキャンプ」へ向かいました。

 

モンゴルといえば、ゲルでしょ!の気持ち

 

 

このテレルジ・スターに泊まるのもツアーの予定に組み込まれていました

 

観光客用のゲルがズラーと並んでいる施設です。(ここ数年日本で流行っているグランピング施設に似てるなと思いました)

 

 

マップ



ゲルがたくさん

 

一生に一回はゲルに泊まってみたいという、長年のふんわりした願いがこの日ついに叶うのが嬉しかったです。

 

ゲルでの宿泊と言っても、こちらの施設はかなり観光客向けな親切設計で、出入り口は窓ガラス、ゲル内に水洗トイレが付いており、床暖房も低温やけどしそうなくらいアチアチです。

 

遊牧民の方々が実際に使用しているゲルとは全然違うとは思いますが、軟弱ジャパニーズピーポーな私としては普通にありがたく感じました。

 

 

ゲルの中。綺麗です。このドームの中で泊まる感じ、わくわくします。

 

 

ゲル内に荷物を置いてから、食堂みたいなところへ行き、夕飯タイムです。この時もガイドさんと運転手さんと共にご飯を食べます。(このお2人は私たちと別のゲルで泊まりました。)

 

この施設で計3回食事をしまして(この夕飯と翌日の朝食と昼食)、ガイド本に載っているような「ザ・モンゴル飯」みたいのは出てきませんでしたが、一人前の量が多いのは健在で、満足度高かったです。

 

バーン!とチキン。これまで羊肉料理が多かったので新鮮に感じます

 

 

甘めの味のドレッシングで和えられたサラダ

 

 

夕飯を終えたところで2日目のツアーのスケジュールとしては全て「済」だったんですが、ガイドさんが「天気も良いし、後で夜空を見ませんか?」と。サービス精神というか優しすぎる…!もちろん追加料金とかなしでですよ?

 

ありがたく提案を受け入れ、夜10時に待ち合わせ(その前にシャワールームでシャワーを済ませる)。この時の気温は測ってないけど一桁台だったと思います、もこもこに防寒具を着込んでも冷えました。

 

夏は夜でもお客さんたちがキャンプファイヤーとかして賑やかだそうですが、10月のタイミングでは静かでした

 

星がよりよく見えるように、人工の光の届かないエリアまで歩いて行こうとしたけど、強力なスポットライトが施設周辺をまあまあ照らしまくっていたので、3人で諦めました。

 

どこまでもスポットライトの光が我らを捉え、離さないのだ

 

なんとかちょっと薄暗いところまで辿り着き、改めて空を見上げると、星!

 

この写真の10倍美しい星空をご想像ください

 

広い空をじっくり眺めること自体が久しぶりだったので、なんだか気分が良かったです。数少ない「分かる星座」(北斗七星、カシオペア)を確認できて満足しました。

 

他にも夜空にかざすと星座を教えてくれるアプリを使って眺めたりして楽しかったです。

 

ガイドさんにお礼を言って解散。床暖房でポカポカのゲルに戻り、すぐ就寝しました。

 

薄暗くしてからのゲル内も素敵!

 

 

そして翌朝(旅行3日目突入)

 

早起きして、次は日の出を見ようとゲルの外に出ます。

 

他の旅行客はまだお休み中のようで、すごく静か。遠くで散歩しているおばさま1名以外に人は見当たりません(お互い会釈と微笑みだけで挨拶)。

 

相変わらず寒いけど天気も良くて、草原に霜が降りていてキラキラしていて、すごく美しい世界に感じました。

 

ゲル集落から少し離れたところにあったベンチに腰掛け、東の方角を向いて日の出を待ちますが、なんか思っていたような「ザ・日の出」がいつまで経っても見えない…!

 

見えそうでいつまでも見えない日の出

 

その代わり、西側の山脈が朝日で照らされていくのは見れました。ビューティフォ!早起きして良かったです。

 

この光景も肉眼だとかなり美しいんですよ

 

 

その後朝食会場で朝ごはんを済ませ、3日目のスケジュール先に向かいます。

 

ホテルの朝食みたいなスッキリ感

 

朝食会場は巨・ゲル。

 

 

 

頭上に吊るされた何か動物の胃袋的な袋。これとミラーボールが隣り合って飾られてるのが、なんか、良い

 

おしまい。