朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

モンゴル旅行2日目④→3日目① 〜ゲルでの宿泊〜

前回からの続きです。

 

乗馬体験を終えてから、本日の宿泊先である「テレルジ・スター・リゾート・ツーリストキャンプ」へ向かいました。

 

モンゴルといえば、ゲルでしょ!の気持ち

 

 

このテレルジ・スターに泊まるのもツアーの予定に組み込まれていました

 

観光客用のゲルがズラーと並んでいる施設です。(ここ数年日本で流行っているグランピング施設に似てるなと思いました)

 

 

マップ



ゲルがたくさん

 

一生に一回はゲルに泊まってみたいという、長年のふんわりした願いがこの日ついに叶うのが嬉しかったです。

 

ゲルでの宿泊と言っても、こちらの施設はかなり観光客向けな親切設計で、出入り口は窓ガラス、ゲル内に水洗トイレが付いており、床暖房も低温やけどしそうなくらいアチアチです。

 

遊牧民の方々が実際に使用しているゲルとは全然違うとは思いますが、軟弱ジャパニーズピーポーな私としては普通にありがたく感じました。

 

 

ゲルの中。綺麗です。このドームの中で泊まる感じ、わくわくします。

 

 

ゲル内に荷物を置いてから、食堂みたいなところへ行き、夕飯タイムです。この時もガイドさんと運転手さんと共にご飯を食べます。(このお2人は私たちと別のゲルで泊まりました。)

 

この施設で計3回食事をしまして(この夕飯と翌日の朝食と昼食)、ガイド本に載っているような「ザ・モンゴル飯」みたいのは出てきませんでしたが、一人前の量が多いのは健在で、満足度高かったです。

 

バーン!とチキン。これまで羊肉料理が多かったので新鮮に感じます

 

 

甘めの味のドレッシングで和えられたサラダ

 

 

夕飯を終えたところで2日目のツアーのスケジュールとしては全て「済」だったんですが、ガイドさんが「天気も良いし、後で夜空を見ませんか?」と。サービス精神というか優しすぎる…!もちろん追加料金とかなしでですよ?

 

ありがたく提案を受け入れ、夜10時に待ち合わせ(その前にシャワールームでシャワーを済ませる)。この時の気温は測ってないけど一桁台だったと思います、もこもこに防寒具を着込んでも冷えました。

 

夏は夜でもお客さんたちがキャンプファイヤーとかして賑やかだそうですが、10月のタイミングでは静かでした

 

星がよりよく見えるように、人工の光の届かないエリアまで歩いて行こうとしたけど、強力なスポットライトが施設周辺をまあまあ照らしまくっていたので、3人で諦めました。

 

どこまでもスポットライトの光が我らを捉え、離さないのだ

 

なんとかちょっと薄暗いところまで辿り着き、改めて空を見上げると、星!

 

この写真の10倍美しい星空をご想像ください

 

広い空をじっくり眺めること自体が久しぶりだったので、なんだか気分が良かったです。数少ない「分かる星座」(北斗七星、カシオペア)を確認できて満足しました。

 

他にも夜空にかざすと星座を教えてくれるアプリを使って眺めたりして楽しかったです。

 

ガイドさんにお礼を言って解散。床暖房でポカポカのゲルに戻り、すぐ就寝しました。

 

薄暗くしてからのゲル内も素敵!

 

 

そして翌朝(旅行3日目突入)

 

早起きして、次は日の出を見ようとゲルの外に出ます。

 

他の旅行客はまだお休み中のようで、すごく静か。遠くで散歩しているおばさま1名以外に人は見当たりません(お互い会釈と微笑みだけで挨拶)。

 

相変わらず寒いけど天気も良くて、草原に霜が降りていてキラキラしていて、すごく美しい世界に感じました。

 

ゲル集落から少し離れたところにあったベンチに腰掛け、東の方角を向いて日の出を待ちますが、なんか思っていたような「ザ・日の出」がいつまで経っても見えない…!

 

見えそうでいつまでも見えない日の出

 

その代わり、西側の山脈が朝日で照らされていくのは見れました。ビューティフォ!早起きして良かったです。

 

この光景も肉眼だとかなり美しいんですよ

 

 

その後朝食会場で朝ごはんを済ませ、3日目のスケジュール先に向かいます。

 

ホテルの朝食みたいなスッキリ感

 

朝食会場は巨・ゲル。

 

 

 

頭上に吊るされた何か動物の胃袋的な袋。これとミラーボールが隣り合って飾られてるのが、なんか、良い

 

おしまい。