朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

語学の春③『ハングルッ!ナビ』

春が終わる前に『ハングルッ!ナビ』の感想も。

 

先月からお世話になっている『ハングルッ!ナビ』、なんかうまく言えませんが、他の語学番組と比べて予算が潤沢!?すごく豪華じゃありませんか!?月替わりで人気アイドルグループが出てくるとか、ダイアログの俳優さんとか。生徒役に高橋文哉さんとか!ドラマ『最愛』に出ていた方ですよね。

 

こんなキュルンキュルンに風貌が整った若者が時にはにかみながらカメラ目線で発音練習している画面はなんだか見てはいけないもののような気がして、つい目を逸らしてしまいます。

 

とはいえ、ふんわりした雰囲気の山崎先生、明るいナビゲーターのKさん、そして真面目な対応をする高橋さんの組み合わせが好きで、毎週楽しく視聴しています。

 

肝心のハングルの学習の方ですが、

 

面白いです…!(今のところ)

 

4月はひたすら文字と発音を覚える月だったんですが、アルファベット的というか母音と子音の記号を組み合わせて文字が出来上がるのがパズルっぽくて楽しかったです。まだ全然覚えきれてないですが。

 

「エ」の2種類の発音の聞き分けできませんし、平音と激音というやつの聞き分けも、パッチムの聞き分けも全然です。

 

でも、続けることで少しは慣れると信じて、もう少しやっていこうと思います〜。

 

・・・

 

ロシア語を勉強してみようと思ったのと同様、ハングルを学んでみようと思った理由も「なんとなく」で、明確なゴールがありません。

 

ただ、ロシア語と比べるとハングルは危機感・焦燥感みたいなものが始める動機に混ざっていました!

 

このままハングルミリしらなのはヤバいんじゃないかって。

 

自分が小学生の頃は、正直なところ韓国という国をほとんど意識したことがなかったと思います。外国と言われると欧米や中国、ブラジル、エジプトなどは思い浮かべても、韓国は思い浮かばないというか。

 

それがあれです、『冬のソナタ』及びペ・ヨンジュン氏旋風が国内で吹き荒れた時、我が家の母もガッツリはまって、その時から自分の周りに韓国文化が入って来ました。

 

そのくらいのタイミングで東方神起で音楽シーンでも韓国文化を意識するようになり(それより前のBoAのことは韓国とか関係なしに、ただ「BoA!」と思っていた)、その後もKARAや少女時代といったアイドルのファンが自分の身近(同級生)にも現れて、さらに続々と韓国のアーティストが続いて。

 

カリスマ性を持った彼ら彼女らの活躍により、韓国文化に憧れたり親しみを感じる層がすごく増えたと思うんですよね日本全体として、20年前くらいと比べたら。

 

でも、私はそういった韓国ブームのどれにも乗っかることができず、遠巻きに眺めるだけでここまで来ました。

 

(小学生の頃には知らなかったおいしい韓国料理が身近になったのはすごく楽しんできましたが!トッポギ、チヂミ、サムギョプサル、辛ラーメンとか。)

 

好みの問題だしまぁいいやと思ってましたが、ここ5年くらいは(さすがに私、韓国のこと知らなさ過ぎるんじゃないか?)と焦り始めました。

 

気がつくと電車に乗ると標識にもアナウンスにも韓国語が出てきて、コンビニに行くとハングル文字のパッケージのお菓子がずらりと並び、友人からおすすめ動画が回ってきたら全部ハングル(字幕はついてる)、職場の若い子が普通にハングル読んでる(独学らしい)…。

 

興味ないから知らない〜とか言ってらんないのでは!興味と機会がなくてパソコン操作一切できないご老人と今の私、大差ないのでは。

 

そんなビビり心から始めました。ハングル学習。なんと消極的な理由。

 

そしてこのたった1ヶ月のハングル学習ですが、巷のハングルがほーんのちょっと読めるようになって(駅名とか)(コンビニに並んでいるお菓子のパッケージにグミって書いてあるとか)、「読める、読めるぞ…!」と心の中でムスカになっていました。感動。

 

もちろん文法も韓国文化もまだ知らないことだらけなんですが、少しだけお近づきになれた感じがして嬉しかったです。

 

・・・

 

ハングルに限らず、外国語を「学習」する時はまずは文字と発音を覚えることが大事だなーとこの1ヶ月で思いました。どの言語もそれぞれの地域で生まれて育まれてきたと思うとすごいです。あとやっぱりどの言語も魔法の言葉に聞こえます。響きが美しい!

 

ハングルも前回書いたロシア語も、自分の中で明確な学習のゴールはないんですが、とりあえず「中1〜2年で習う英語くらい」理解できれば満足するのかな〜と思っています。1つの言語を深く理解するより、いろんな言語をつまみ食いしたい派なんだと思います。広く浅く。

 

そもそもこれだけ翻訳技術が発達している昨今(今後益々精度は上がっていくんでしょう)、使う機会もないのに自力で語学学習する意味はあるのかって感じですけど、時間と気力が許す限りやってみようと思います。

 

あといくつかの言語をつまみ食いしたことで興味が「そもそも言語って各地域でどうやって発展していったのか」という方向に移っていってます。関連書籍を読んでみたいです。

 

おしまい。