朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

ファイブスター スーパースター氷川きよし

今年の2月に、氷川きよしさん(以下敬称略)のコンサートに初めて行きました。少し前の話になりますが、すごく楽しかったので感想など書きます。にわかな感想が爆発してるので閲覧注意です。

 

ざっくり楽しかったポイント
①歌唱がすごい
②ビジュアルがすごい
トークも楽しい
④お客さんもすごい

 

①歌唱がすごい
私は音楽関係の知識も教養も全然ない人間ですが、氷川きよしの歌が上手なのはすぐ分かったというか感じました。音程?リズム?声量?表現力…?よく分かりませんが、これまで自分が聞いてきた歌手の中でもかなり歌唱が安定して上手な印象でした。

 

TV番組で歌っているのを見ても上手なのは一目瞭然でしたが、やはり実際に聞くと迫力が違いますね。(これは他のアーティストにも当てはまるか)

 

個人的には「歌唱力は説得力」だと思っていて、どんなに上手でも心に響かない歌唱も存在するとも思っています。で、氷川きよしの歌唱はまさに説得力…。強かった…。

 

「上手」という表現は偉そうで適当な表現ではないですね。でもとにかく感動して、彼の歌唱力の前で平伏した状態になったんです。

 

1曲目から心をガッと掴まれて、泣けて、そのまま氷川きよしワールドに飲み込まれていきました。

 

演歌の曲は知らないものが大半でしたが、普段演歌をじっくり聞くことはないので、どれも新鮮に聞こえました。歌詞の世界観がすごいですね。初見(初聴?)でも楽しかったです。そして『箱根八里の半次郎』と『大井追っかけ音次郎』は知っていたので、聞けてテンションが上がりました。『箱根〜』のサビの最後は決め台詞みたいに様になっているというか、より一層きよし氏が輝いて見えました。

 

演歌、j-pop、ロックと歌い方もバリエーション豊かで、これを一人で20曲以上歌って、しかも昼夜の2公演で2日連続…。そのパワフルさにも驚きました。

 

 

②ビジュアルがすごい
そもそもが高身長で整った顔立ちをされてと華のある氷川きよし氏。数年前にガラッと見た目の雰囲気を変えられましたが、個人的に彼の美意識自体とそれを全面に出す姿勢が好きなので、ステージ上の彼を眺めているだけで幸せな気持ちになりました。

 

そして確か私の見たコンサートでは、和装、タキシード、ドレスなど、合計6点の衣装を披露してくれたと思います。着替えやヘアスタイルの変更だけでも大変そうですが、本当にどの姿も美しくて「6着も見せてくれてありがとう…」という気持ちでいっぱいになりました。衣装によって所作も変えているところも流石だなと思いました。

 

 

トークも楽しい
MCも楽しかったというか、お客さんに楽しんでもらいたいと言う気持ちや真面目で謙虚な人柄が伝わってくるというか、とにかく良かったです。現状の苦しさとかも正直に言葉にされているようで、誠実とも不器用とも見えるその姿にグッときました。あの歌唱力とビジュアル、そしてこの人柄…、「そりゃスターになるしかないですわ!」って感じです。スターオブスターです。これからも応援します。

 

あと、きよし氏のある衣装チェンジのタイミングで突然全然知らないおじさんが「やあ僕ですよ」といった感じで当たり前のように登場して喋り出したのは本当にビックリしました。彼の名は西寄ひがしさん。司会業などをされている方のようで、氷川きよしコンサートではおなじみの存在のようです。

 

自分がこれまで行ってきた他のアーティストのライブやコンサートでは見てこなかった「MCポジション」。トーク自体も和やかで良かったですが、その存在自体がカルチャーショックで忘れられない人となりました。

 

 

④お客さんもすごい
初めて行くアーティストのコンサートの楽しみは、本人のパフォーマンスは勿論ですが、客席のお客さんを眺めることもその一つです。

 

今回で言うとまず予想通り、客層は中年以上の女性が圧倒的に多かったです。ただ、もっとはしゃいでいる人が多いのかなと思っていましたが、(ご時世の影響もあるかもですが)、全体的にみなさん静かで落ち着いている印象でした。

 

あとは上記の女性に連れてこられたと思われる同世代の男性がポツポツ、1人でやってきた20代前後の女性(おしゃれな方ばかりな印象)もポツポツ。若い男性はほとんど見かけなかった、という感じです。この男女・年齢比率の会場に来たのが初めてだったので、それだけでなんだかわくわくしました。

 

そんな良妻賢母であろうマダム比率が高めの会場で、みなさま思い思いのサイリウムやキンブレ(過去のツアーグッズも含まれていそう)をふりふりしながらステージを楽しんでおられる様子はきれいで、2階席から眺めていてとても和みました。氷川きよしへの優しい愛に包まれた空間でした。

 

そして演歌楽曲ではゆったり横ノリでサイリウムを振っていたのが、『限界突破サバイバー』などロック調の楽曲では激しく縦ノリで振っていたそのギャップで、この日のお客さんがますます好きになりました。

 

 

 

…にわかが好き勝手書いてすみませんでした。こんな感じで、とにかくコンサートをめちゃくちゃ楽しみました!氷川きよしへのリスペクトの気持ちは今でも続いています!今後の活動休止を含め、とにかく本人の心身の健康第一に応援しています。