朝の散歩(フジオのブログ)

日記、感想、創作など。

好きなものがそうでなくなる寂しさと清々しさ

普段思っていることを書く回。

 

こんにちは。

 

去年は楽しく過ごせていた期間もありましたが、全体的には例年以上に
・何もやる気が起きない
・過去のネガティブな記憶ばかり頭を占める
・未来にも何の期待もできない

 

という状態の期間(虚無期)が長かったように思います。何か思い当たる原因もなく、ただただ穏やかな日々を送らせてもらっていたにも関わらず…!

 

そんな期間だったからか、これまでずっと好きだったのに、そうでなくなったもの(小説、漫画、イラスト、ゲーム、音楽、映画など)もいくつか出てきて、それもショックでした。

 

私は小中学生の頃に心を奪われたものを、この年齢になっても愛で続けているタイプの人間なんですが、2023年はそのうちのいくつかに突然ふっと冷めてしまいました。

 

冷めたのは自分自身なのに、過去の自分を否定し見捨てているような感覚にもなり、勝手に寂しく思っていました。

 

そして今まだ好いているものも、いずれ今回のように冷めていくのかもと思うと、恐ろしいような虚しいような気持ちにもなりました。

 

ただ、同時に「自分は子供の頃から少しは変わったんだな、変われたんだな」と、安心した部分もありました。

 

私の「好き」はただ好きと思い込んでいるだけで意固地になって執着し続けているだけの側面もあったので、その一部を自然と手放せたんだと、ちょっと清々しくも感じました。

 

うまく説明できませんでしたが、とにかく新しい感覚でした。

 

 

変わったといえば、反対に「これまで好きじゃなかったものを好きになった」パターンもありました。

 

すごく小さいことなんですが、これまで野菜のほうれん草と小松菜はそんなに好き好んで食べる野菜じゃなかったんです。スーパーでお買い得になってるタイミングだけで、たまには買うか、くらいの。

 

それが、去年くらいから、この2つの葉物野菜をやたらおいしく感じるようになり、進んで買うようになりました。これは嬉しい変化でした。

 

 

年末くらいに虚無期がなんとなく終わった感があり、今はまた「新しい植物を育ててみたいな〜」など先の楽しみに思いを馳せられるようになってます。

 

よかったよかった。

 

おしまい。